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2015年2月28日 『足のとこ』
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民芸品の絵付けは丁寧仕上げです。
ザッ ザザッ! と、
筆が走る瞬間はほとんどありません。
じわりじわりと、間違えないように描きます。
ですので、そこそこの集中力と
ほどよい緊張感がずっと続きます。
そんな中、唯一と言っていいくらいの
ちゃちゃっと描く部分があります。
それがこの猫の足のところ。
4本の線を左右に。
少し気楽なこの瞬間が好きです。


2015年2月18日 『くり返し』
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人気のひとつの「つかるこけし」です。
注文や出品もあるので、
在庫用の製作作業をしています。
同じように、同じように、
くり返し、ただただくり返します。
つまらなくないですが、
楽しいってわけでもありません。
楽しいのは、新しいものを考えたり、
一点物をどんどん生み出すとき。
でも、くり返すことでしか
得られないものがあることは分かっています。
仕事ですし。
だから、まだまだ。
まだまだです。

それに、架空広告も。
やらねばです。
まだまだすぎるー。


2015年2月13日 『レラドビブリオテックに参加します』
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神楽坂のここん.さんで14日から始まるイベント
「レラドビブリオテック」に参加です。
猫と本をテーマにあれこれつくりました。
あれこれはツイッターや
ここん.さんのブログにアップしております。
例によって同じものを作らず。
今回、くじ形式となってまして、
栞を引くカンジです。
どの猫が、誰の元へ行くでしょうか。
ワクワクしていただけたら万々歳。
よろしくどうぞです!

詳しくは、ここん.さんのブログのコチラで。


2015年2月12日 『ぷらり八王子』
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どうしても見たいものがあったので、
午前中の作業をお休みにして、出かけてきました。
見たいものとは、この「狛犬」です。
その土地に根差しているものを、
空気とともに感じたかったのです。
なぜ狛犬? 長くなるので省略。

明和2年(1765)につくられました。
250年の時間の中で前足は無くなっていますが、
それでも変わらず、ここに在ります。
背中に制作年数の文字が刻まれているのですが、
赤い布が着せられていて、見れませんでした。
朽ちようとも、大切にされている証拠。
時間と人が育んだ趣というのは、
どんな技術をもってしてもつくることはできません。

“思い”って大事。
それを確かめた時間でしたとさ!
さー、仕事仕事。

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